
労働保険年度更新のための年度更新申告書計算支援ツールの書き方をご案内します。
年度更新とは、前年度(去年の4月~今年の3月)の労働保険料及び新年度(今年の4月~来年の3月)の概算の労働保険料を申告し、精算する手続きのことです。払いすぎている場合は戻ってきますし、足らない場合は追加で支払うことになります。
こちらの封筒が届いたすべての事業者が対応必須です

年度更新は、前年度の賃金総額を基準として計算しますので、役員を除く前年度の賃金総額を集計する必要があります。
「年度更新申告書計算支援ツール」を利用することで前年度の賃金総額を簡単に集計できます。
表の左側が労災保険の総賃金、右側が雇用保険の総賃金となっています。
よって、全従業員(役員除く)が労災保険と雇用保険に加入している場合は、左側も右側も同じ人数、同じ金額となります。

原則として、ベージュのセル(①~④の項目)のみをご記入してください。
※⑤、⑥は雇用保険に加入していないアルバイトがいる場合のみ、ご記入してください。
①各月ごとの従業員総数(役員およびアルバイト除く)をご記入ください。
例えば、正社員4名+アルバイト1名であれば「5」と記載します。
※労災保険は労働時間を問わず、全従業員が加入する必要がございます。
②各月ごとの従業員総数の総賃金額をご記入ください。
例えば、①で記載した全ての従業員の総賃金が100万円であれば「1,000,000」と記載します。
③雇用保険に加入している各月ごとの従業員総数をご記入ください。
例えば、雇用保険加入者が5名であれば「5」と記載します。
雇用保険に加入していない人は記載しません。
④雇用保険に加入している各月ごとの総賃金をご記入ください。
④は③で記載した従業員の総賃金を記載します。
⑤アルバイトの人数
⑤はアルバイトで雇用保険には加入していない従業員の合計人数を記載します。
該当者がいなければ、記載は不要です。
⑥臨時常用労働者の総賃金
⑥は⑤で記載した従業員の総賃金を記載します。
該当者がいなければ、記載は不要です。
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